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スタッフブログ

2021.03.1110年の歳月に思う

2021.03.1110年の歳月に思う

東日本大震災から10年。
10年という歳月を思うと、
長かったのだろうか。
あっという間だったのだろうか。

各局でも朝から特番が組まれ、
福島原発を再現した映画も組まれ、
それぞれの想いが凝縮された1日になることでしょう。

世界からもたくさんの著名人からもメッセージが寄せられ、
こちらまでが励まされ胸が熱くなりました。

しかし、復興の光には影もある。
知ろうとすること
学ぶことも大切であり、
10年経った今の実情を見て、
考えさせられることもたくさんありました。

海の見えない防波堤。
商業区域と住宅区域を往復する人たち。
地元で復興を目指し、
地域の人たちの憩いの場にと開いたお店は連日観光客で賑う。
美しい入り江には高く聳え立つコンクリートの壁が覆い、
その道の先に暮らす町は過疎化が進み、
住む人々はほとんどいない。

「違和感を感じる」
そう口にする若手の継承者も少なくない現状に、
私たちは何が出来るだろうか。
私は何が出来るだろうか。

百聞は一見に如かず。
復興の仲間に加わり、
折に触れて東北に足を運び、
自分の目で見て現地を歩いた我が子は、
テレビに映る被災地を見ながら、
たくさんのことを教えてくれます。
どうしてそうなのか。
なぜそうなのか。
そして、当時はどうだったのか。
しっかりと語り部の方からお話を伺い、
正確な情報を聞いて子供なりに考え、
復興のために出来ることを今も模索している。
見習わなくては、といつも思います。

課題は山積。
余震と言われる地震がいまだ続いていますが、
自然の力は想像を遥かに超えるもので、
人間がコントロールすることは出来ず、
どう備えるかに尽きるのかもしれません。

教訓は体験した人だけが活かすのではなく、
自分事として活かすことを肝に銘じたいと思います。

季節は春。
桜の開花や桜前線の話題で日毎に春を感じます。
こんなうららかで晴れやかな頃に起きた地震だったのだと、
改めて当時を思い出しながら、
東北の方々が春の訪れを感じ、
空を見上げ心から桜を楽しめる日が来るよう、
心から祈りを捧げたいと思います(E)

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