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スタッフブログ

2020.10.05苦手は克服できる

2020.10.05苦手は克服できる

突然だがここでカミングアウトする。


私は生き物が苦手である。


苦手…というと少しニュアンスが違うかもしれない。

例えば、子供は好きだが
「赤ちゃん、抱っこしてみる?」
と言われると急に怖くなり遠慮してしまうことがある。
これは、妹や弟など身近に小さな子供がいて、普段から遊んでいたりすると抱っこも自然に出来てしまうかもしれないが、実際に触れあった経験が少ないとどうしたら良いかわからず戸惑う。小さな赤ちゃんは「首が坐っていない」等の知識はあるので余計に怖いのである。


この話の流れだと、まるで私が生き物を飼ったことがないから、生き物が苦手と思うのが当然だが、それは違う。

1匹目 セキセイインコのぴーちゃん
小学校の時、学校で飼育していたセキセイインコを学校から譲ってもらい育てたことがある。お腹がすき、かごの中にあるエサ入れをくちばしで何度も持ち上げて「餌がほしい」と私に訴えかけるぴーちゃんが怖いと感じた私は、自分で餌を一度もあげることができなかった。

2匹目 黒色のゴールデンレトリバーのちびちゃん
名前は“ちびちゃん”だが、決して小さくはない。こちらも小学校の時に庭で飼っていたのだが、小学校低学年時の私にとってはとても大きく、「餌がほしい」と私に吠えて訴えかけるちびちゃんが怖いと感じた私は、餌を一度もあげることができなかった。
それに、学校帰りによく畑に野良犬がいて「遊んでほしい」と私に向かってくる犬たちを背に、泣きながら家の玄関へ全力疾走を何度もしたものだ。

つまり、私は生き物が怖いのである。

だが、嫌いなわけではない。
苦手なのである。

見ているだけなら可愛いし、癒されるのだが触れることがとにかく怖いのだ。


そんな私だが、最近、犬に触れる機会が多くなった。
最初は警戒心から吠えられ「やっぱり怖い・・・」と思い、遠くから見つめるだけだったが、犬と過ごす時間が多くなり徐々に慣れてきた。

私の隣でリラックスしている姿やお座りをして私の方を見つめる姿がとても愛らしい。これぞ癒し。私の手にあるエサを食べる姿も可愛くて、自然に微笑んでしまう。見ることが好きなだけだったのに、生き物との触れ合いがこんなに癒され、すばらしいものだとついに知ることが出来た。

私は家に帰るとYouTubeで動画視聴をしてリラックスするのが日課なのだが、ゲーム実況や好きなYouTuberの動画ばかり見ていたのに、気が付くと

「犬 可愛い」
「犬 癒し」
「犬 猫」
などの検索履歴で埋まっている。
最近の寝る前の日課は、可愛いワンちゃんの動画を見ること。

犬はどういう時に吠えるのか、自然に触れるにはどうしたらいいのかまでネットで調べるほどだ。
おそらく、小さい頃の記憶のせいもあり苦手意識が強かっただけで、心の奥では「生き物が好き」なのだと確信した。

生き物に触れるという恐怖心をオアシスに変えてくれた さくらちゃん という一匹の柴犬に心底感謝している。さくらちゃんに出会わなければ、いつまでもその恐怖心は消えなかっただろう。

要は、食わず嫌いなだけだ。
なにごともチャレンジすれば変わるのかもしれない。
そう思った私は、食べ物の中で一番苦手であるトマトを口にしてみた。








やはり「苦手」と「嫌い」の違いは明確であった。
(Y)

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