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2021.10.28古着から環境問題を考えてみよう

2021.10.28古着から環境問題を考えてみよう

衣替えの季節で、服や寝具も少しずつ寒さ対策。
ワードローブを見てやっと思い出す服もちらほら。
今年は着るのだろうか・・・。
片付け術の本や雑誌を見るたびに思うが、
どうにもお蔵入りの服は後を絶たない。
そんな中、美容室で環境省抜粋の記事をみました。
昨今の衣料品の大量消費についてでした。

SDG'S!一緒に考えてみませんか。

先ず、日本の小売市場で売られている衣料品の約98%が
海外からの輸入品だということを知りに驚きました。
ファッション業界の衣料品誕生からリサイクル・処分まで、
その過程は環境に影響を与えています。
そのサイクル過程を紐解いてみると・・・、
原料の調達、
紡績、
染色、
裁断・縫製、
輸送、販売、
購買利用、
排出・回収、
3R(リペア・リユース・リサイクル)、
最終段階は焼却・埋め立て、とあるわけです。
それぞれ環境に影響を与えていることがわかりますよね。
そして、
グローバルに分業された長く複雑なサプライチェーンが
ファッション産業の特徴であり、
環境負荷の実態や全容の把握が困難な状態になっているようです。

例えばコートを例に分解してみましょう。
コットンの表地、
ポリエステルの裏地、
金属のファスナー、
プラスチックのボタン、etc。
このパーツを分業して作ることを想像しても、
資源を使い環境への影響が想像されます。

原材料調達か店頭に届くまでの環境負荷を、
服1着あたりの換算でみてみましょう。
・CO2排出量(約25.5kg)→500mlペットボトル役255本製造分
・水消費量(訳2.300L)→浴槽約11杯分

年間平均1人あたりの衣服消費・利用状況を見てみると、
・購入枚数(約18枚)
・手放す服(約12枚)
・着用されない服(約25枚)
この数字から見てもわかるように、
ファッションの短サイクル化や低価格化がより多くの服を生み出し、
消費されていることにつながるわけです。

かたや、
服を手放す手段で一番多いがゴミとして廃棄されていること。
その理由の75%は処理に手間や労力、費用等がかからないから。
しかしその実態は、再資源化できるのはそのうちわずか5%で、
95%(484.000t/508.000t)が焼却・埋め立てになるそうです。
一日に換算すると(1.300t/Day)大型トラック130台分!
どれもこれも、想像を絶する数字が並んでいます。

私たちにできること。
1.今持っている服を長く大切に着よう
2.再利用でファッションを楽しもう
3.先のことを考えて買おう
4.作られ方をしっかり見よう
5.服を資源として再活用しよう

利用可能なシェア用画像が環境省HPに掲載されています。

ワードローブを見直して、
自分ができることから始めてみませんか。(E)

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