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2020.11.021年に1度の生存確認の日

2020.11.021年に1度の生存確認の日

先日、32回目の誕生日を迎えた。 学生の頃は、友人に誕生日を祝ってもらったり、誕生日パーティーをしたり、盛大にお祝いをしていたが、社会人になると時が経つのが早くなり、いつの間にか誕生日を迎えていることもある。 普段は、メールやLINEを自分から送る方ではないし、絵文字も苦手なので、親しい友人相手でもどこか冷たく見える文章を送ってしまう。昔はそれを見た友人に「なにか怒っている?」と聞かれたことが1度や2度ではない。 もう何年も付き合いのある友人はその文章を見ても慣れたものだが、まだ付き合いの浅い知人や普段連絡を取り合わない人は、私の文章を見て“冷たい人”と思う人もいるだろう。 だが、私の誕生日はハロウィンなので覚えやすいからなのか、今でも「お誕生日おめでとう!」と昔からの友人からメールやLINEが送られてくる。 1年に1度のスマホの通知が沢山来るのが10月31日の誕生日なのだ。 いつもの癖で「ありがとう!!」とあっさりとしたLINEを返そうとしたが、たまには色のついた絵文字を使ってみようと、ちょっと動きのあるものや動物などの可愛い絵文字を付けて返してみるよう心掛けた。 すると、ほとんどの知人から「何かいいことあった?」と聞かれてしまった。それくらい私が絵文字を使うことは不自然なのだ。 ただ、このちょっとした変化のおかげで話が盛り上がり、久々に飲みに行こうという話になった。 私の友人は子育て中の人が多いので、遊びに誘うのを遠慮していたのだが、いつの間にか子供たちも大きくなりちょっとは時間が取れるようになっていたのだ。 しかし、皆のスケジュールを合わせていたところで、コロナウイルスの感染者数がまた増えたとのニュースを目にした。県内で会うとはいえ、県外から来る友人は気を使ってしまうだろう。万が一のことを考え、今回は延期することにした。 久しぶりに友人たちに会えるチャンスだったのに…と肩を落としたが、大丈夫。 また来年のハロウィンが来れば、皆からの生存確認メールをきっかけに集まる約束をすればいい。 まだまだ我慢の日々は続くが、来年には状況が落ち着いて仮装パーティーが出来るくらいの明るい世の中になっていることを切に願う。 (Y) ~お客様の身近な専門家 頼れるパートナー  栃木県 クレーム研修なら 有限会社エファへ~

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