2017.09.28内村周子さん
2017.09.28内村周子さん
最近またメディアでよくお見かけする体操の内村航平選手の母・周子さん。 楽しく、そして一生懸命子育てをしてきたその姿とエピソードに 子育てに大切なヒントをたくさんいただいています。 「オリンピック選手である前に自分の最愛の息子」 「オリンピックは二の次、息子が元気で生きていてくれさえすればいい」 世界一の体操選手を育てた周子さん。 それでも母として想うその言葉に親の愛が溢れています。 ご主人と体操教室を営む傍ら、食事もおやつも極力手作りで、 高校から親元を離れて生活する息子へ「手料理」を冷凍し、宅急便で送った というから驚きです。 我が子にしてきたように、体操教室の子供たちに対しても、 話したいことがある時はその場で必ず聞いてあげるそうです。 「忙しい」から、「レッスン中」だからと後回しにせず、 全部聞いてあげれば子供は安心する。 あれだけうるさかった子供たちが静かになり、レッスンに集中するようになる。 そして、子供たちのストレスも溜まらない、と。 あとでね・・・つい口にしてはいないか。 「子育てに間違いなんてないんです。子供たちを愛してあげればいいんです」 育児に奔走するお母さん、 時に育児に悩むお母さん、 たくさんのお母さんが励まされる言葉だと思います。 成長する過程の中で、身近に自分を大切に相手してくれる大人がいる。 それが子供にとって何より安心と信頼と成長を促してくれるに違いないと思います。 幾つになっても子は子、親は親。 最後に内村家の信条をご紹介して終わります。 「自分がされてうれしいことを、子供にしてあげよう」 「五輪より、元気で生きていてくれるあなたが居ればいい」 (E)